各位
日米地位協定に関する講演会のご案内 〈2020年締結60年にあたり〉
講演:「被害者の叫び」 キャサリン・ジェーン・フィッシャー (国際人権活動家)
日時 : 11月11日㈪11時 (開場10時半)
場所 : 衆議院第一議員会館 第一会議室
会費 : 500円(資料代)
主催 : ウォリアーズ・ジャパン
問合せ : warriors.japan@gmail.com
講演者プロフィール :
キャサリン・ジェーン・フィッシャーさんは、オーストラリア出身。1980年代に来日、永住。 2002年4月、神奈川県横須賀基地近くで米軍兵士からレイプ被害を受ける。
同年、東京地裁に民事訴訟を提起、勝訴するも、日米地位協定に阻まれ、犯人は米国に逃走。全面解決のため、10年かけて独自で犯人をつきとめ、米国にて裁判を起こし、2013年、画期的勝訴となった。米軍が公平な裁きを妨害したという事実を証明することができたため、賠償金額1ドルに同意した。
以降、事件発生から17年間、日米地位協定を改定する運動を継続中であるが、来年2020年、協定締結から60年を迎えるにあたり、ジェーンさんは特に日米地位協定16条にある、日本国の法令を「尊重」から「遵守」への変更を訴えています。
今年7月には、ジュネーブにある国連人権委員会にて発言の機会も与えられ、沖縄を中心とした在日米兵による人権無視の性被害が今日まで21万件(日本政府発表)にも及ぶことや、自らの体験を、理事会の席上で語りました。
キャサリン・ジェーン・フィッシャーさんは、2002年より、性犯罪防止と被害者への支援のため「ウォリアーズ・ジャパン」(Warriors Japan-Woman Against Rape)を設立、活動を続けてきました。今後も、日米地位協定16条を変えるため、さらに、日米地位協定のあらゆる不合理をなくすために声を上げ続けます。皆様の変わらぬご理解ご支援をくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
付記:ジェーンさんの名前について。 ジェーンさんがこの世に生を受けた時、父親のMr.フィッシャー氏はもう一つの名前モルガン・ペルペツア(海を越えて伝わるとこしえの美、という意味)と迷った末、愛する娘にキャサリン・ジェーンと名付けました。 キャサリンは「無垢」、ジェーンは「慈悲深き神」を意味するという。いずれの名前も、ジェーンさんの使命を暗示していたかのようです。
Supported by:
Warriors Japan
Happy Yellow Ribbon
Peace Project
The Peace For Okinawa Coalition
Heiwa Inkai